先週のことになりますが、水曜日に標本作成をしました。
なかなかパンチのある魚もいたので紹介します。

どん!
な・・・なんだこいつ?
なかなかのブサイクさんです。

ぬーん。ちょっと印象かわりましたね。
硬い殻で包まれた頭部。鎧のような体の鱗。2本伸びた吻。そしてヒゲ・・・。
王蟲のような重厚かつ圧倒的な強者感すら漂っています。

斜めからみると今度は未来の乗り物のようにもみえます。
手塚治虫の世界でハイパーループのなかを走ってたり、松本零士の世界で銀河をワープしていても不思議ではないフォルムです。
しかし、見る角度によってこれだけ印象が変わる魚も珍しいのではないでしょうか?

学生たちは比較的淡々と処理していました。
けっこう長く冷凍してしまったので少し色落ちはしていますが、釣り個体なので状態は良いです。


標本写真にするとサイズ感がありま分かりませんね。この大きさがいいのに。
個人的には斜めからの角度が一番かっこ良いです。
という、たわごとでした。
なお、胃のなかからはエビやコシオリオエビがゴロゴロとでてきました。
魚食性にはとても見えませんで、やっぱりというべきか、こういった深海の甲殻類をひげで探しながら丸のみにしているのでしょう。


先週末は暖かったため、ぜんざいを食べました。
12月にかき氷を食べれるなんて何て素晴らしい気候なんでしょうか。

こえだ
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