開設したインスタにかまけており、久しぶりのブログ更新です。
今年度から始まった専門の実習の様子を少し紹介します(来年も同じ内容になるとは限りません!)。
今年は数多くの学生が履修希望をしてくれたので、日程を2回に分けて実施しました。

テーマはずばり沖縄の水産の現場を知ろう!
ということで、クロマグロシーズンの泊漁港に学生たちを連れて見学にいってきました。
早朝に集合して、まずはセリの見学。
浅海モノのヒロサー(ナポレオン=メガネモチノウオ)、深海一本釣りのアカマチ(ハマダイ)、沖合のマグロ類などを5-6人班で交代で入場しながら見学します。(セリの様子の写真はありません)

セリ後は那覇地区漁協セリ長の大城さんからマグロ類の漁獲や流通について直接レクチャーしていただきました。
沖縄でマグロが採れることすら知らなかった学生たちも、沖縄のマグロが日本全国に流通することを学びます。

続いて加工の行程を学びます。
200 kg近いクロマグロがするすると解体されていく様子を間近でみることができました。

とても美しい断面です。
脊椎骨、神経棘、血管棘、担鰭棘など、これほど綺麗に分かりやすく見れる機会はそうありませんね。


しかもしかも、なんと丸ごと一本のマグロ中落をサービスしていただきました!
ゴリゴリの筋肉を感じながらスプーンですくって食べる中落!最高ですね!
なるきさんを始め、まるなお水産の方々、ありがとうございました!
さて、加工について学んだあとは、小売業について学ぶためにお隣の「泊いゆまち」へ。


実は、2日間の日程のうちクロマグロがセリに出たのは1日だけ・・・。
ということで、なんと別日には今度はかみやさんのご厚意でサービスが!
なんとなんと暖かい!
大勢で大変お邪魔だったことでしょうが、泊漁港に関わるたくさんの方々のおかげで漁獲から、卸売り(セリ)、流通、加工、小売り、さらには消費(食べる)までを学ばせていただきました。
本当にありがとうございました!
こえだ
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