研究室では「多様性の研究」、「生態の研究」、「分類の研究」と大きく分けて3つのテーマに取り組むことを想定していますが、すべての学生が3つすべてをこなす必要はありません。どういったフィールド、魚を題材にどんなテーマに取り組みたいかをそれぞれの希望と能力て照らし合わせて考えましょう。研究テーマは運命共同体のようなものです。どんなテーマでも驚きや面白い発見がきっとあるはず、現在は想定していないテーマでもできる可能性があるのであれば挑戦してみましょう(できなかったときの保険は必要)。
研究室に入るにあたり、「魚に興味がある」という気持ちだけはもってきてください。フィールドでの経験があるにことしたことはありませんが、必須ではありません。標本作成や離島調査などチームとしておこなう研究活動も多くあります。そういった研究には自身の研究とは直結しない作業もありますが、意外な学びや発見のチャンスはたくさんありますので、いろんな経験を貪欲に吸収してくれる学生さんをお待ちしています。